今は銀行にお金を預けているだけで目減りするインフレ・物価高です。
こんな状況では将来不安になるばかり。自分が毎日働いてもらうお給料以外で稼ぎたいと思うのが人情です。
モノの値段がどんどん上がっても、実質賃金が上がらないもんね
初心者がまずできることは、少額でもいいから投資を始めること(100円から始められます)自分が寝ている間でも、お金が働いて多少でも資産が増えてくれると心にゆとりが生まれます。
全く投資の経験のない初心者でも一歩踏み出せるようにお伝えします。
お金にも働いてもらって総力戦でこの状況を乗り切ろう
「お金に働いてもらう」とは資産運用をすることです
「お金に働いてもらう」とは、「お金がお金を生み出す」という意味です。
つまり、資産運用です
自分が労働して所得・収入を得る(=労働所得)に加えて、
資産運用をして、自分は働かず(=不労)収益・収入を得る(=所得)ようにする
不労所得というもう一つの収入源になります
なんか難しそうだよ
安心して!日本政府も政策でサポートしているから使わない手はないよ
習うより慣れろ!まずは少額から始めて将来に備えよう
インフレとは、モノの値段があがり、お金の価値が下がるということです。
例えば、今まで90円で買えたものが、100円出さないと買えなくなる状態です。逆にいうと、100円が90円の価値と同じになる、つまりお金の価値が下がった状態です。
インフレ下での貯金は、元本の数字は保証されていますが、価値は目減りしてます。
そのため、インフレの時には、お金の価値をあげる手段をとる必要があります。たとえば、インフレに強いと言われる、株式投資、外貨貯金、金などの現物投資などです。
投資初心者にはインデックス投資がおすすめ
投資初心者は、長期目線で投資するタイプのインデックス投資から始めてみるのがおすすめです。
100円から始められるのもポイントです。まずは、毎月一定額を淡々と積み立てていきましょう。
100円の投資でもお金を払ったということで意識が動き始めます。貴重な投資経験になります。
では、インデックス投資のメリットとデメリットについて紹介
メリット | デメリット |
長期投資の効果でリスク低減 | 短期間では価格変動の幅が大きい |
長期投資の効果で複利の効果を強い味方にする | すぐに手元のキャッシュフローは増えない |
政府が後押しするお得な政策を利用できる | 元本割れのリスクがある |
投資先を決めればほったらかし投資でOK |
簡単に教えて!
メリット1:長期投資の効果でリスク低減
インデックス投資も含めて、投資商品は市場の値動きの変動がつきものです。
しかし
時間軸を長期にとることで、値動きの変動が激しい市場相場も緩やかな値動きになることが期待できます
長期目線でみると心を決めよう!
時間軸の捉え方として、短期と長期があります。目安として、短期は~5年くらい。長期は大体15年~以上です。
短期→値動きの振り幅が大きい
長期→値動きの振り幅が小さい
リーマンショックの大暴落やコロナショックの時のように、十数年に一度くらいの割合で大きな経済的なショックに見舞われています。大暴落の直前に購入していれば、高値で購入後大暴落…となります。悲劇
ですが、その後も辛抱強く淡々と10年以上インデックスを購入し続けていたとしたら、次にお話しする複利の効果も味方につけて資産額は雪だるま式に増えています。
メリット2:長期投資で複利の効果を味方にする
複利の効果とは、運用で得た利益分を更に再投資することで利息が利息を生み、その効果が膨らんでいくことを言います。
利息が利息を生み雪だるま式に増えていくためには、なるべく早く始めて、長く続けることが唯一の必勝法です。
アインシュタインも
複利は人類の最大の発明だ!
とおっしゃっていたそうです。
人類の英知をありがたく有効活用しましょう!
メリット3:政府が後押しするお得な政策を利用できる
いくら利益が上がっても、税金でがっつり取られたら(国民の義務ですが)減ります。税金の前では、複利の効果も半減です。
しかし政府が国民の資産形成のために、すばらしい税制優遇制度を用意してくれました。
それは、
通常、投資信託で運用益がでると税金がかかります。その税率は、20.315%
運用益の5分の1を税金として支払わないといけません!
政府は国民の将来の資産形成を憂慮し、
運用益そのまま自分の手元に所得として受け取れます。
ぜひ利用しましょう
メリット4:投資先を決めればあとはほったらかし投資でOK
投資するインデックスも決めた、毎月の積立額も決めた
長期投資する心構えもできたよ
あとはどうしたらよいの
あとは、ほったらかしでOK
何もせず淡々と長期で積み立てていこう
インデックス投資の良いところは、購入する前に、ポイントをつかんで始めてたら、後は何もせず、淡々と積み立てていく。必要となるその日まで何もせず持ち続けます。
分散型インデックスによっては、適宜適切な時価を計算してバランスを調整してくれる銘柄もあります。長期でお付き合いするインデックス投資銘柄ですから、手間を省いてくれる銘柄を選びましょう。
まだ始めていない方はぜひ以下の記事をチェックしてください。
おススメ記事
デメリット1:短期間では価格変動の幅が大きい
投資では、いろいろなリスク要因があります。
リスクは、「危険」という意味ではありません
リスクと聞くと恐ろしいものと思いがちです。正しくリスクを理解し、準備や心構えをしておけば、狼狽せずに対処できます。リスクを理解して自分に合った投資を選択する必要があります
投資における5つのリスク
価格変動リスク | 市場の価格が上下して、それに伴って投資資産の価値も上下する |
為替変動リスク | 外貨建ての資産が為替相場の変動で上下する |
金利変動リスク | 金利の変動によって資産の価値が上下する |
信用リスク | 株や債券を発行している企業や国が債務不履行に陥るリスク |
流動性リスク | 資産を売りたいのに売れない換金が難しくなるリスク |
短期の価格・為替・金利の差益を狙って儲けるという手法・投機ではありません。
人類による発明と言われた、複利の効果を長期で享受したいので、短期で乱高下してもスルーします。
デメリット2:すぐに手元のキャッシュフローは増えない
インデックス投資は、長期運用を基本としているため、投資を始めたからと言ってすぐに手元の現金は増えません。
毎月一定額積み立てるようになれば、その分手元のお金は減り、使えるお金も減ります。ただ将来を見据えたとき、長期で運用した分のリターン・収益が期待できます。
インデックス投資は100円からできる投資です。長期戦の投資手法でもあるので、少額からでもすぐに始めてみましょう
デメリット3:元本割れのリスクがある
銀行預金は、元本が保証されていています。また金利も0.001%でも付きます。銀行預金は、リターンもほぼ増えないのでリスクも小さい投資の手段です。
投資は、リスクがあり、元本の保証もありません。ローリスクからハイリスクと言われる投資の手段があります。投資初心者には高いハードルに感じる部分です。
リスクのレベルを理解すれば、むやみに恐れなくなります。自分が取れるリスクのレベルを見極め、そのリスクにあったリターンを得られるよう上手につきあいましょう。
投資は元本の保証はありません。自分に合ったリスクを理解して上手に付き合いましょう。そうすれば、そのリスクにあったリターンを期待できます。
一攫千金を当てるというのは、投機・ギャンブルです。このブログではおすすめしていません。
まとめ
インフレ下で将来の不安に備えるために「お金に働いてもらう=資産運用」の必要があるということをお話ししました。またインフレ下では、自らお金の価値をあげる必要があります。
それには、投資初心者は、適度なリスクを取って資産運用するインデックス投資がおすすめです。
少額から始められ、代表的なインデックス投資なら低コストです。そして長期運用することである程度リスクを下げてリターンが期待できます。
インデックス投資のメリットとデメリットは以下の通り。
- 長期投資の効果でリスク低減
- 長期投資の効果で複利の効果を強い味方にする
- 政府が後押しするお得な政策を利用できる
- 投資先を決めればほったらかし投資でOK
- 短期間では価格変動の幅が大きい
- すぐに手元のキャッシュフローは増えない
- 元本割れのリスクがある
やれるだけやってみましょう!